1年次は講議中心、2年次は臨床実習を中心

歯科衛生士養成施設では、以下のような科目について学ぶことになっています。 学年前半は講義が中心となり、後半は臨床実習中心の授業が行われます。

■専門科目(基礎)
歯科衛生士概論 歯科衛生士とはどんな職業であるかを理解するための科目。
解剖学 人体の構造を学ぶ解剖学、歯の発生や組織について学ぶ組織解剖学、口腔の構造や歯と歯周組織について学ぶ口腔生理学の3つの分野からなる。
生理学 人体の生理や口腔生理の概要(咀嚼、唾液、嚥下、発音、咬合など)、生体についての理解を深める。
病理学 病気の原因経過、特に歯や口腔の病気について学ぶ。
微生物学 全身や口腔疾患の原因となる微生物について、性質から滅菌の方法までを学ぶ。
薬理学 薬物の性質や作用の仕方、副作用などについて理解する。
口腔衛生学 口腔衛生の基礎理論や基礎技術を理解し、公衆衛生活動として実践する際の知識や技術、歯科衛生統計や歯科衛生教育の方法を学ぶ。
衛生学・公衆衛生学 人口、環境衛生、食品衛生など、衛生学と公衆衛生の概念を学び、公衆衛生活動の基本的な知識を修得する。
栄養指導 栄養学と生化学の両面から歯科保健に関連する栄養や食事指導を理解し、歯科保健指導と歯科衛生教育を行う技能を修得する。
衛生行政・社会福祉 歯科衛生士法などの関連法規や社会保障制度、福祉制度、社会保険制度などを学習する。
■専門科目(臨床)
歯科臨床概論 歯科医療や患者の心理、特徴、歯科疾患の概要、診療の流れなど歯科医療の実際について学ぶ。
歯科保存学 むし歯や歯周病になった歯をのこすための治療法を学び歯科衛生士としての対応を学ぶ。
歯科補てつ学 入れ歯や冠をかぶせる処置を施すうえでの診療補助の技能を身につける。
口腔外科学 口腔外科学疾患について理解し、消毒や滅菌、抜歯や切開などの手術補助、麻酔に関する知識を学ぶ。
小児歯科学 小児に対する理解を深め、小児患者との接し方や心身障害児の歯科診療などを学ぶ。
歯科矯正学 咬合の発達のほか、不正咬合を治療する矯正に関する知識や矯正装置、患者管理の方法を修得する。
■専門科目(実習)
歯科予防処置 むし歯予防のための薬物塗布や、歯周病予防のための歯石除去法を中心に予防処置法について実習する。
歯科診療補助 消毒・滅菌歯科材料・機器の取り扱い、各種検査法、患者の対応、事務処理、看護・救急法など、歯科診療補助の基本的な実技を身につける。
保健指導 プラークコントロールや栄養指導法から衛生教育、話法、情報収集まで、広範囲の実習を行う。
臨床実習 上記の実習科目を病院や歯科医院、保健所、学校、幼稚園や障害者施設等で行うことにより、実務能力を身につける。