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1.理学療法士ってどんな仕事?
 リハビリテーション・チームによって考え出された治療計画に沿って、障害者に理学療法を行うのが理学療法士(フィジカル・セラピスト:PT)です。
 「理学療法」とは運動を主体とした治療・訓練を行い、機能回復や日常生活動作などの維持・改善を図ることを目的とするリハビリテーションで、法律では「身体に障害のある者に対し、主としてその基本的動作能力の回復を図るため、治療体操その他の運動を行わせ、及び電気刺激、マッサージ、温熱その他の物理的手段を加えること」とされています。
 理学療法には運動療法や物理療法、日常生活動作訓練のほか、義手や車椅子などの義肢装具に関する訓練などがあります。対象は小児から高齢者まで、対象疾患は中枢性疾患、整形疾患、脳性まひ、心疾患など多岐にわたっています。 
 高齢社会を迎え理学療法士の果たす役割はますます重要になってきていますが、専門職員の絶対数が不足しいるのが現状です。資格取得後は、一般総合病院や大学病院、リハビリテーション・センターのほか、肢体不自由児施設、児童養護施設、老人病院、老人保健施設などで活躍できます。

2.資格を取得するには
 理学療法士として活躍するためには、国家試験に合格して免許を取得することが必要です。受験資格を得るためには、高校卒業後、大学の理学療法学科か3年制短大および、厚生大臣または文部大臣が認定する養成施設において3年以上必要な知識と技能を修得することが必要です。養成施設への入試に際しての競争率は、施設によって異なりますが、10〜15倍とかなりの狭き門となっています。
 国家試験は年1回、一般問題と実地問題に分けて行われます。 試験科目は一般問題が解剖学、生理学、運動学、病理学概論、臨床心理学、リハビリテーション医学、臨床医学大要、理学療法からなり、実地問題は運動学、臨床心理学、リハビリテーション医学、臨床医学大要、理学療法となっています。


このサイトは理学療法士を目指す高校生以上の進路参考資料として制作しました。(表題写真提供=横浜リハビリテーション専門学校)
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