|
1.臨床検査技師ってどんな仕事?
医療現場で診断や治療に必要な検査を行うのが、臨床検査技師の仕事です。かつては医師が臨床検査を行っていましたが、疾病が複雑になるにつれて臨床検査も広範囲になり、検査項目も増加したことから、検査を専門に行う技術職が誕生しました。検査で得られるデータによって医師がより正確な診断・治療を行うために、近年は検査の方法も高度化し、データの重要性も増しています。
法律では「厚生労働大臣の免許を受けて、医師の指導監督のもとに微生物学的検査、血清学的検査、血液学的検査、病理学的検査、寄生虫学的検査、生化学的検査および法令で定める生理学的検査を行う」と規定されています。具体的には尿や便の成分、寄生虫や微生物の検査、血液成分の検査など、身体から採取したものを検査する検体検査を行います。
そのほかに心電図や脳波、熱画像(サーモグラフィー)検査、磁気共鳴画像(MRI)検査などの生理学的検査も臨床検査技師の業務です。
資格取得後は、医療チームの一員として国公私立病院の臨床検査部門で活躍するほか、臨床検査センターや製薬会社などの研究室、大学の研究室などで、臨床検査技師が必要とされています。
2.資格を取得するには
臨床検査技師の国家試験受験資格は以下のような条件を満たす者に与えられます。
1)高校卒業後、厚生大臣指定の臨床検査技師養成所か文部科学大臣指定の学校で、3年以上、必要な知識・技能を修得した者。
2)大学(短大を除く)で医学または歯学の正規の課程を修めて卒業した者。
3)医師や歯科医師または外国で医師免許か歯科医師免許を受けた者。
4)外国の臨床検査に関する学校・養成所を卒業し、または免許を取得した者で厚生大臣が@と同等以上の知識・技能を有すると認めた者。
臨床検査技師になるには、養成所か学校で3年間(大学は4年間)修学して、専門的な知識と技能と技能を身につけ、国家試験の受験資格を得る1)が一般的なコースです。
|