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1.作業療法士ってどんな仕事?
医師や看護婦、理学療法士、言語聴覚士などとともに医学的リハビリテーションを行う専門職に作業療法士(OT)があります。「作業療法」とは工芸、手芸、園芸、絵画、音楽、芝居、玩具操作などの技法を用いて、機能回復や日常生活動作の維持・改善を図ることをいいます。
作業療法には機能的作業療法、日常生活動作訓練、心理支持的作業療法、職業前評価と訓練、精神医学的作業療法があり、理学療法が主として基本的動作能力の回復を目指すものであるのに対して、作業療法では生活場面での動作能力にとどまらず、精神・心理的な安定を得ること、さらには障害者が職場復帰や新規就労するための職業準備訓練を行うという目標をもっています。
作業療法士はリハビリテーション・チームの一員として一般総合病院や大学病院、リハビリテーションセンター、心身障害者(児)施設、高齢者デイケアセンター、老人保健施設などで活躍しています。
高齢社会において、作業療法士の果たす役割は理学療法士とともにますます高まると予想されますが、絶対数はまだまだ不足しているのが現状で、これからも活躍の場には不自由しない人気の高い資格の一つです。
2.資格を取得するには
作業療法士を目指すには国家試験に合格し、免許を取得することが必要です。国家試験の受験資格は、高校卒業後、大学の作業療法学科か3年制短大および、厚生大臣または文部大臣が認定する養成施設において3年以上必要な知識と技能を修得した者に与えられます。養成施設への入試に際しての競争率は、施設によって異なりますが、5〜10倍くらいです。
国家試験は年1回、一般問題と実地問題に分けて行われます。 試験科目は一般問題が解剖学、生理学、運動学、病理学概論、臨床心理学、リハビリテーション医学、臨床医学大要、作業療法からなり、実地問題は運動学、臨床心理学、リハビリテーション医学、臨床医学大要、作業療法となっています。
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