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介護福祉士の資格を取得するには、大きく分けて3つのコースがあります。その中でも主流になっているのは、介護福祉士養成施設を卒業するコースと、国家試験に合格するコースです。特に、これから社会福祉関連の職業をめざし、介護福祉士の資格を取得したい人の場合は、介護福祉士養成施設のコースを選ぶことがもっとも近道といえます。介護福祉士養成施設は、2年課程が一般的です。短期大学あるいは専修学校の介護福祉学科や介護福祉コースなどで単位を取得し、卒業することにより資格を取得することができます。介護福祉士養成施設は、1999年4月現在、全国に322ヶ所の厚生労働省指定養成施設(大学・短大・専門学校等)があり、社会的な二一ズが高いことを示しています。今後もマンパワーの不足が叫ばれる中、増加していくことが予想されます。またほとんどは昼間部ですが、夜間部を開設している養成施設もあり、働きながら養成施設で介護福祉士の資格を取得することも可能です。国家試験に合格するコースは、すでに福祉分野において介護業務の経験がある人々を対象としたものです。この場合、介護の実務経験が3年以上、あるいは介護の実務3年に準ずる者が対象となります。介護実務3年に準ずるとは、高等学校で福祉に関する所定の教科目および単位数を修めて卒業した人を指します。
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