トリマーの適性を理解しよう

●どんな人が向いているの?

トリマーの仕事

 トリマーの適正としてまず第一にあげられるのは、動物が大好きで、世話をすることが苦にならない人ということです。

 ただし、「動物は好きだけど、人付き合いは苦手」というのでは務まりません。飼い主がペットにどんなスタイルやサービスを望んでいるのか、ニーズを正しく把握するためには、コミュニケーション能力が欠かせません。また、トリマーは飼い主にとって、美容や健康のアドバイザーでもあります。さまざまな相談に応えられるだけの知識を日ごろから身につけておけば、飼い主との信頼関係も深まって、次の仕事にもつながっていくでしょう。

 もちろん、ハサミやバリカンを使いこなすための手先の器用さも必要です。トリミングは、犬種によってスタイルや方法が異なり、カットだけでも200種類以上にのぼるといわれます。さらに、それぞれの毛質や体型の違いに合わせてカットのスタイルを決めていきますから、幅広い知識と技術が必要です。

 また、スタイルにも流行があり、新しいデザインもどんどん発表されています。そうした流行に敏感で、常に新しい技術を学び、センスを磨いていくことができる人が、トリマーに向いています。

 そして、体力も必要です。なにしろ、ときには50キロもある超大型犬を扱うこともありますし、ほとんど一日中立ち仕事ですから、かなりの体力が必要です。なかにはかみつきグセのある子や激しく抵抗する子もいますから、危険な目にあう可能性もあります。そんなときにもひるまない強さと、集中力が求められます。

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